このコーナーは英会話のイーオンTOEIC講座を受講し、その時得た学びを忘れないうちに復習してアウトプットしている記事です。スタディサプリENGLISH TOEIC®対策の講義や問題と合わせて解説します。
そもそも英会話イーオンのTOEIC講座ってどんな人が受けにいくの?は下記リンクからです。
英会話イーオンTOEIC講座の徹底リアルレビュー「わざわざ高い受講料支払って学校に通う必要ってある!?」 – スタサプEnglishマニア
使っている教材
英会話イーオンTOEIC講座 Succeed
「TOEICスコア550点前後の人が600点台を目指す」コースです。
Succeed UNIT6の講義構成
- 前回の単語復習小テスト
- パート5対策「不定詞と動名詞の見極め方、覚え方」
- 複数の動詞から不定詞か動名詞か見極める問題
- パート7のトリプルパッセージ問題の解き方を解説
- トリプルパッセージの解き方を意識しながら時間を測って問題を解く。
- 不明点の質疑応答
講義後はは帰りの電車でスタディサプリENGLISH TOEIC®対策のパーフェクト講義で問題を解きました。パートごとに関しても関先生の動画で繰り返し復習できるのでイーオンで学んだことのキャッチアップにもつながりますね。
パート5対策「不定詞と動名詞の見極め方、覚え方」
イーオンでの講義ポイントは2点
- to 不定詞は未来志向
- 動名詞は過去や繰り返し
これに加えてスタディサプリENGLISH TOEIC®対策の関先生の講義を加えると、
動名詞はネガティブなイメージというポイントが加わります。
以下の動詞から条件に合うものを選ぶ問題
- like
- avoid
- hate
- start
- begin
- agree
- excuse
- mind
- manage
- plan
- admit
- consider
- continue
- postpone
- deside
- want
- foget
- wish
- finish
条件
- to不定詞も動名詞も目的語にとり、意味もほとんど同じもの
- to不定詞だけを目的語にとる
- 動名詞だけを目的語にとる
- to不定詞も動名詞も目的語にとるが、どちらをとるかで意味が変わってくるもの
1、to不定詞も動名詞も目的語にとり、意味もほとんど同じもの
- like
- hate
- start
- begin
- continue
2、to不定詞だけを目的語にとる
未来志向で動詞を選びます。
- agree→これから〜しようと決めた、同意した
- deside→「決定」は未来を連想
- want→「ほしい」は未来
- manage→これから〜を管理する
- wish→望む
- plan→予定なので未来
3、動名詞だけを目的語にとる
過去、繰り返しを連想する動詞
- admit→〜したことを認めた
- consider→「考える、考慮する」はモヤモヤ頭の中でグルグル考えるので繰り返しになりますね
- finish→終わったこと、つまり過去
- postpone→「延期する」ですのでネガティブな表現ですね
- avoid→「避ける、防ぐ」のでこれもネガティブな表現です
- mind→思考、頭脳など繰り返しが連想されます
- excuse→起きたこと、不注意などを大目に見るので過去が連想されます
4、to不定詞も動名詞も目的語にとるが、どちらをとるかで意味が変わってくるもの
foget→to不定詞は「〜することを忘れる」、動名詞は「〜したことを忘れた」となる。
番外編でこれの反義語となるrememberも両方とり、意味も似たように変わる
これらのコツをふまえて、スタディサプリENGLISH TOEIC®対策の問題を解いてみる。
スタディサプリENGLISH TOEIC®対策 パーフェクト英文法より
問題1
問題
▼
設問
▼
wishなので未来志向ですね。
「〜したいと願う」という未来志向がポイントです。
▼
問題2
問題
▼
設問
▼
「〜したいと望む」が未来を連想しますね
▼
問題3
問題
▼
設問
▼
「〜するつもり」のintendなので未来志向となります。
▼
問題4
問題
▼
設問
▼
「遠慮なく〜してください」となりますので、未来志向ですね
▼
問題5
問題
▼
設問
▼
toがあるから不定詞というふうに引っかからないようにしたい問題です。「楽しみにしている」という表現は頭の中でワクワクしている状況ですので「繰り返し」表現ですね。よって動名詞となります。
この表現は問題でも、会話でも多用しますのでリズムのように覚えてしまいましょう。
▼
問題6
問題
▼
設問
▼
これは関先生の講義ポイントですね。動名詞はネガティブな表現が多いというポイントから、「延期する」=後ろ向きなイメージ、つまり動名詞を選択できます。
▼
問題7
問題
▼
設問
▼
「検討する」なので繰り返し考えるイメージですね。これに加えて考え続けたり、検討項目はネガティブなイメージなので動名詞だと連想しやすいです。
▼
番外編「TOEIC TEST英文法出るとこだけ」の本より動名詞の面白い覚え方
満点取得、毎回受験の小石さんが書かれている本で、とても覚えやすい動名詞の語呂合わせがあるので合わせてご紹介。
MAJIDESUKFC(マジです KFC)
何のこっちゃ?と思うかもしれませんが、このリズム感あるフレーズが忘れられません。
以下、この言葉に含まれている単語です。
- miss 逃す
- avoid 避ける
- justify 正当化する
- include 含む
- denty 否定する
- suggest 提案する
- keep し続ける
- finish 終える
- consider 考慮する
過去、繰り返し、ネガティブという3ポイントの要素が含まれていますね。
その他、盛りだくさんのTOEIC お役立ち要素が盛り込まれています。
以上がパート5、「不定詞と動名詞の見極め方」でした。次はパート7 、トリプルパッセージ問題のコツです。別名「クロスリファレンス問題」とも言います。
パート7のトリプルパッセージ問題の解き方を解説
ポイントは以下のとおり
- 文書間の関係を把握してから解答に取りかかる
- 設問ごとにどちらの文書に解答に必要な情報が含まれているのかを見極める
- これらの見極めにはスキャニングとスキミングを使う
スキャニングとスキミングについては以下の記事に詳しく書いてあります。
【英会話のイーオンTOEIC講座:復習3】TOEICパート5は「分詞」、パート7は「スキミング」と「スキャニング」→スタサプと相反する教えをどう解釈する!?│スタサプEnglishマニア
文書間の関係を把握する方法
導入文をしっかりと読み、複数の文書がどのような種類の文書なのか確認する
こちらは、Eメールとチラシの問題
▼
こちらは、WebページとEメールの問題
▼
- この後に、それぞれの文書を流し読み(スキミング)する。
- 詳細にはこだわらない
- 「誰が」「誰に向けて」作成したのか意識する
- 読みながら情景を頭の中にイメージ化する
- イメージ化できたら情景をふまえて要約して人に話せるような形が理想的
設問に目を通す
どの文書に解答につながる情報があるのかを見極めるように意識する。
実際にスタディサプリENGLISH TOEIC®対策
を参考に見てみる
パーフェクト講座 6-3 クロスリファレンス問題より
問題の導入文はこちら
Eメールとチラシということが分かります。
「誰が」「誰に向けて」を意識しながら文書をスキミングします。
▼
参考動画
1つ目の文書はメールのtoから「ZECOMの従業員向け」、subjectが「New Product」なので新製品の話、冒頭には「All sales staff」なのでたくさんの販売員に向けていますね。文中をザッと目を通すと「x-Tablet」とあります。そしてメールの最後には「CEO」とありますからこの文書は、社長が家電販売員向けに、新しい新型タブレットの販売戦略について述べていることがイメージできます。
2つ目のチラシは販売する店舗や販売数など目標値が書かれています。
そして最後のEメールはtoが「Kim Santon」CEO宛、Fromは個人名ですが、文末にはStore managerとありますので店の店長をイメージします。subjectは月間ミーティングについて、DateはCEOのメールを受け取ってから翌日ですが、実際にイベントが始まる日の前のメールです。この時点で想像を膨らませると、イベント前にCEOへの連絡ですから、何か急ぎのお願い事というイメージが湧くといいでしょう。
文中では「already received 150 orders」でもうすでに注文を受けていることが書かれており、TOEIC 文章では重要な単語Howeverがありますね。これは「しかしながら」という意味ですので、この前後の文章は設問になる確率が非常に高いです。
この単語の後には「従業員が足りない」と書かれているので、文章の要約としては新しい商品の受注がもうすでにたくさんあるけど、従業員が足りないから何とかならないかな?と店長が社長にお願いしている。情景がイメージとして連想できれば成功です。
設問からどの文書に答えがあるか考える
これは簡単ですね、「最初のEメール」と書いてます。
▼
こちらは語彙の問題です。知識を問われます。
▼
これはスキャニングで探す問題になります。
▼
これはチラシとEメールの2つを参照して解く問題です。基本的に文書に書いてある数字がそのまま答えになるパターンは少ないので、一手間加えるクセをつけたいところです。
今回は500台の目標のうち、150台は受注済みなので残り350台となります。
▼
最後のEメールのみで解けますね。
▼
これで今回の講義復習は以上となります。
さいごに
今回はかなりのボリュームとなりましたが、不定詞と動名詞の見極め方は非常に腹落ちした気がします。
今まで解き方はわかっていたものの、いざ解いてみると悩んでいたことが多かったです。
その点、イーオンの講師の講義と、スタディサプリENGLISH TOEIC®対策の関先生の講義が合致してスッキリしました。
加えてすぐに問題を多く解いて復習したのが良かったと思います。
インプットよりアウトプット
どうしてもインプットに偏りがちな英語学習をスタディサプリENGLISH TOEIC®対策などをうまく使ってアウトプット中心の学びに変えていくことが、とてもいい気がしています。
まずは体験して良さを体感してみてください。
では、また
Posted from するぷろ for iOS.