「TOEICの点数が上がらない、、」
もう、こんなことを言っているのは今更かもしれない。
ただ、絶対にやらなければならない、日々そう思う。だから、その必要性と、習得するための道をしっかり考えてみる。私のように英語を長年勉強しても勉強してもなかなか成果がでない方も一緒に考え、共に奮起していただければ幸いです。
近年小学校では英語必修、新社会人の採用条件はTOEIC600から700点越えは当たり前、商社では所有している点数で給料バンドが違う。外資系では英語は当たり前で、入社したら「中国語」を学ぶことから始める。楽天など、企業では英語を公用語にする。
など、ここ10年で英語の「当たり前度」は大きく変化しました。
なぜ、英語の必要性が変化したのだろうか?
多くの論点はありますが、1番簡単な答えは人口減少する日本だけ見ていては企業が生き残ることができないからです。
日本の人口は1億弱、
世界規模は78億
【ニューヨーク=共同】国連経済社会局は21日、世界人口が現在の76億人から2050年に98億人に増え、2100年には112億人に達するとの予測を発表した。24年ごろまでにインドが中国を抜き国別で1位となり、日本は現在の11位(1億2700万人)から次第に順位を下げ、2100年には8500万人で29位になるとした。via:2100年の世界人口は112億人、インドが首位に 国連予測: 日本経済新聞
つまり、日本は減り、世界は増える。
単純に、1億人しかいない国に1円でモノが売れても、1億円にしかならない。
しかし、78億人に1円でモノを売れば78億分売れるチャンスがある。
どんなに努力しても1億の市場と、努力すれば78倍チャンスがある場所がある。どちらに行くだろうか?答えはもう出ている。
そんなに日本企業が世界に行きまくるのか?
こんな疑問も生まれてくるかもしれない。
数十年前ならこの考え方でも良かった。現地に行かなければ商売ができなかった。
しかし今はどうだろうか?
テクノロジーの進歩は激しく、国の境界関係なく、ネットがつながれば、人ともローコストでつながれる。
その国に行かなくても、国内から英語が使えればビジネスが可能であり、チャンスがある。
参考までに、ムーアの法則について引用しておく。
半導体の集積密度は18~24カ月で倍増し、チップは処理能力が倍になってもさらに小型化が進むという法則。世界最大の半導体メーカーであるインテル社創設者のひとりであるゴードン・ムーア博士が1965年に経験則として提唱したことに由来する。法則によれば、半導体の性能は指数関数的に向上するが、実際には、集積密度の向上ペースは鈍化している。このため、「集積密度」を「性能向上」に置き換えることで、法則は現在でも成立しているとされている。最近は価格対性能比で、18カ月で2分の1になるともいわれている。via:ムーアの法則(むーあのほうそく)とは – コトバンク
簡単な例だと、10年前の液晶テレビは1インチ1万円、24インチが24万円だった。
今は10分の1の価格だ。要するに同じお金を出しても、テクノロジーが進化した分、数十倍の効果が得られ、数十倍のローコストで手に入る。
そんな進化の中、日本という枠で考えていては非常にもったいないのである。
社会人になって10年以上経つからこそわかる。学生時代にTOEIC700.800点越えを狙う必要性
会社の組織と仕組みを、富士登山に例える。
前提
仕事の難易度を1合目から10合目に分ける
- 10合目の方が、仕事に対して求められる要件が多い→困難で難しくやりがいのある仕事、あなたにしかできない仕事のこと。
- 1合目はとても簡単な仕事、入社したてで何も知らない社会人に割り当てられる誰でもできる仕事
- 10合目の方が給料が高い
- 1合目の方が給料が低い
- 10合目の人材の方が代替しにくい
- 1合目の人材は代替されやすい
会社は生き物の集合体である。そこには歴史があり、様々な時代を働き、多くのスキルセットを持っている人たちがいる。
その時々、求められる能力は違っていた。そして世界は変わり、会社も変わらなければならない。
そんな中、会社がビジネスの規模を広げようと考えた時我々のパーティーや装備でできるのか?という疑問点が出てくる。
急に人は英語をしゃべれないし、実際に英語スキル習得している人を探そうにも、そう都合よく見つからない。
仮に、もしそんな人が会社にいれば貴重となり、より能力を高めようと指名研修を行ったり、留学させたりする。コストをかけてまでそうしたいのは、その分リターンが得られるビジネスの種が見えているからである。
そんな欲しい人材が会社内にいた場合待遇がガラリと変わる。一生懸命富士山の5合目で働いていた人が急に7合目まで登る切符が渡され、より価値の高い仕事ができるようになる。
要するにMAX Levelの向上だ
Max Levelとは?
これは、ドラクエやファイナルファンタジーなどRPGゲーム、最近はスマホのゲームでもわかりやすい。
ゲームに登場するキャラクターのステータスの最大値はレベルによって決定され、レベルが上がれば最大値も向上する。これがMAX Levelの向上だ。
MAX Levelを向上させていくには?
レベルを上げるにはプレーヤーにそのキャラを使ってもらい、経験を積み経験値を稼がなくてはならない。困難な敵が現れれば、戦う道具が用意され、ステータスに不足があれば訓練する場も提供される。
困難な場所であればあるほど、難しいが大きな経験値が得られる。レベルもグングン上がる。
ただし、困難なクエストで期待通りの働きができないと、そのキャラは放置され、違うキャラにサクッと入れ替えられてしまう。そうすると経験値が上がらない。
これは会社に置き換えても同じことが言えるのではないだろうか?
富士山の◯合目、がレベル度合い。当然数字が大きければ困難であり、得られる経験値も高く、そして報酬も高い。
1合目の人も、7合目の人も、その世界で働いている時間は同じだ。つまり、1時間かけてザコ敵を100体倒してわずかな経験値を稼ぐのと、1時間かけてボス敵ばかり倒している人とでは、必要な能力、得られるモノ全てが変わってしまう。
それが「タイムイズマネー」と言われるゆえんだ。
ゲームの中なら、解決策は簡単だ。課金すれば良い。課金プレイヤーは地道に経験値を稼ぐ時間という価値、敵を倒すために必要な強力な武器を手に入れる時間的価値、に対してお金という対価を払って時間を買っているのだ。
ただ、現実はそうならない。マトリクスの世界のように能力を数分でインストールできれば嬉しいのだが、時間は人生において平等に与えられており、それをどう使っていくのか?という選択の仕方で変わってくる。
私たちは、レアキャラになれているのか?
人生は選択する側と、選択させられる側の2択
実は会社に入って「仕事を与えてもらう」と考えているならやめた方がいい。そんな受け身では他の誰かに変えられてしまう仕事しか与えられないだろう。
では、自分で仕事を選択していくにはどうしたらいいのか?
それは、選択できる仕事に就くか、選択できる環境を自分で作り出すしかない。
そのために何が必要か?
「あなたは何ができますか?」
という質問に対して、他者とちがう何かを持ち、自信を持って言い切れる能力を保持していることである。
それが英語、プログラム能力、人工知能研究など多種多様にある。それら数多くある分野でどれだけ尖っているのか?ということが必要。
つまり、TOEIC700点、800点保持している人が同じ会社や、同じ採用試験を受けているとしたら、持っていない人たちはその土俵にさえ立つことができない。選択されないということだ。
だから、私はこれだけ標準化されてきた英語社会の中、そして外部環境の変化の中、英語を習得していないということは今後リスクでしかないと考えた。
しかし、急には習得できない。それは確かだ。
私は今から本気でやる(何度思ったかわからない)
だからこそ、少しでもこれを読んで心が揺さぶられたのなら勉強しよう。人生は長い、決して遅くない。
限界を決めているのは自分自身
マインドセットを変えればどこまでも行ける。
レアキャラにいつなる?
入社前?入社後?
両者には雲泥の差が生まれる。1合目で働く成長スピードと、7合目で働くの成長スピードは前述した通り大きく違う。
もう一つ山頂近くで働くことが大きな違いを生む
それは、周りにいる人々、つまり、パーティーを組める人たちが全然違うということ。
7合目で働く人たちの能力、向上心、装備、志など全てのステータスが高い。だからこそチームとなって組めば一人でできないような大きな仕事も成し遂げることができる。
新しい場所で勝負できる。
すると、もっともっと得られないような経験値が得られる。まるでムーアの法則のように倍、倍になって能力が向上する。
「なんで仕事ができる人ってどんどん凄くなるんだろう?」と思ったことはないだろうか?
それは、その人の能力もあるかもしれないが、その人と私たちが過ごす時間が同じでも、存在している場所と関わる人が違うからである。だからグングン伸びる。同じような人も集まる。仕事を選択できるようになる。
レアキャラになっていく
あなたは、入社して何合目から働きたいですか?
あなたは、入社してから何合目まで行きたいですか?
私はずっと◯合目でいいよ、という人は注意
◯合目が低い最大のリスクはなんだろうか??
代替される
ということである。
人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業(50音順、並びは代替可能性確率とは無関係)via:
日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に | 野村総合研究所(NRI)
昔なら、気合!根性!残業!でなんとかなったかもしれない。だが今はテクノロジーが進化し、労働集約的な作業、仕事は代替されつつある。
つまり、「辛いけど頑張ればなんとかなる」という仕事はなくなる傾向にあるのだ。
だからこれから先何十年前も「◯合目でいい」と言い続けていたら変えられるリスクは高くなる。
だからこそ、今、テレビを見ている時間、お酒を飲んでいる時間、タバコを吸っている時間、飲みに行っている時間、など、細切れの時間を捻出し能力向上に使ってみたらどうだろうか?
備えあれば憂いなし
と言われるように、備えているからこそすぐに使われることができ、自分で選択もできる。
時間は意外と捻出できる。今まで意識していなかっただけで思考を変えるだけで大きく見える世界も変わります。
私たちはゲームや漫画からすべて学んでいる
これらの話はすべて新しい内容ではありません。
私たちは、ゲームや漫画を通じて、実は将来人生の大半を費やす「働くこととは?」を学んできているのです。
- ドラクエやファイナルファンタジーで使い続けられるキャラになるには?
- パズドラやモンストでレアキャラとして重宝されるスキルは?
- ONE PIECEの仲間たちは現状に満足しているのか?
- ドラゴンボールの孫悟空は困難や強い敵に遭遇した時どんな気持ちになっている?
- キングダムの信はどこを目指している?
- ドラえもんののび太はダメダメに見えるけど、そのままで良いと思っているのか?
自分の道を選択して歩んでいる人たちは、決して諦めず、鍛錬し、能力を高め、良き仲間と成長しあっている。
そうならないって誰が決めた?
自分自身の選択じゃないのか?
さいごに
これは、私が今まで能力開発に真剣に取り組んでこなかったことへの反省と、マインドセットを変えるための吐露です。
まずは、10年以上勉強してきたTOEICに終止符を打つべく、1年以内に700点越え目指します。
今までたくさん投資してきた英語教材も捨てます。
私が今回やるべきことは、
スタディサプリEnglish TOEIC@TESTのみを使ってどこまでできるのかやりきってみます。
これが、このサイトを開設したキッカケです。
ブログを更新するためには、スタディサプリEnglish TOEIC@TESTをやり続け、進捗や便利度合いを把握し続けなければならない。
更新→勉強→更新→勉強
これを繰り返すための枷です。
自分を追い込めば環境も変わり、思いも行動も変わる。
一緒に能力を開発して行きましょう!
Posted from するぷろ for iOS.