レアジョブとDMM英会話と言えば2大巨頭。必ず比べられる2社です。
レアジョブはオンライン英会話の老舗。厳しい講師採用基準を元に、フィリピンの東大と言われる「フィリピン大学」からの講師を募っていることで有名。教材の充実さ、日本語によるカスタマーサポートさなど初心者に手厚い。
DMM英会話は世界中の国々の人と話せる。カリキュラムや教材も多い。講師レーティングがわかりやすい。ビジネス英語も料金変わらず受けれる。
採用条件も厳しい、とこちらもクオリティ高い。
この2社を悩む時、僕にとって明確な基準がある。
英会話初心者かどうか?
初心者ならレアジョブ
TOEIC400点以上で日常英会話を何とか話せるならDMM英会話を選ぶ。
僕はDMM英会話を選んだ。
なぜ初心者はレアジョブか?
一言、圧倒的に、しつこいくらい手厚い
体験レッスンを受けてみればわかるが、入学までの誘導ルーチンがしっかり仕組み化されている。
初回レッスンは簡単な自己紹介からレベルチェック。最後の10分だけその授業に合ったデモレッスンを行う。
ここでやり手なのが、レベルチェック後に講師が生徒に合う適切なレベルのデモレッスンをできるということ。
これは、なんともズルイ、うまい。
オンライン英会話の体験を受けてみて、アタフタしてうまく話せず自信を喪失して嫌になった人もいるのではないでしょうか?最初は僕もそうでした。
レアジョブはその「負の体験」をさせないように丁寧に作り込まれている。相手の能力がわかれば、それより少し簡単なデモレッスンを行って気持ちよくさせればいい。
そう、今、夢を見させればいい。そんな構成です。
その後、2回目は日本人による丁寧なカウンセリング。外国人教師に話せなかったモヤモヤをここでしっかり吐き出させ、受け取って、コーチングしてくる。だから分かってくれるオペレーターに親近感が湧いて、そのまま流れでついつい申し込んでしまうマーケティング手法に捕われてしまう。
悪くはない。ただ、人を引き込む手法が見えてしまうので、僕は「ひっかからないぞ!」と無駄に反抗してしまった。
だから、ある程度オンライン英会話を経験したことがあり、自分のスピーキングレベルを大まか把握している人にはちょっと向かない。
なぜなら、そのような人は自分で教材を選べるからね。
かと言ってレアジョブが完全に初心者向けです。とバッサリ切るつもりはない。ここで重要なのはDMM英会話と比較してどうなのか?という点のみ。
僕のジャッジポイントは明確で、「ビジネス英会話」が同等の価格であるかどうか?
レアジョブにはあるけど、1万円程月々払う必要がある。
DMM英会話は5千円弱でビジネス英会話まで網羅している。
はっきり言ってレアジョブに1万円出してビジネス英会話受けるなら、その値段でもっと特化したビズメイツなどのオンライン英会話も選択対象になる。こういう時は幅広くやっている企業より分野特化している企業を選ぶのが鉄則、コスパも良い。なので1万円という選択肢になったらブランド名に左右されず、多くのオンライン英会話を比較すべき。
その点から僕にとってDMM英会話という選択肢になる。
DMM英会話は電車通勤サラリーマンに最適
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DMM英会話
DMM英会話の強みはなんだろうか?
実は英会話以外にこの企業が優れている点がある。他の企業はどうやっても追いつけない競合優位性だ。
それはインターネット企業だということ。
つまり、彼らはコンテンツを作ること、ウェブやアプリの操作に対してユーザビリティの追求度合い、他のグループサイトから人の動きを学び、各サービスに反映して改善していくPDCAを回す仕組みがある。
だから、オペレーターがいなくてもサービスが回る仕組みを作るのがとてもうまい。
その結果、DMM英会話のコンテンツ充実度はすごい。
まず、携帯アプリで英会話からTOEIC対策まで勉強できるi knowアプリが無料で使える。これは皆さんご存知の通りスタディサプリ English TOEIC対策コースに似たアプリ構成だ。このコンテンツがオンライン英会話と共に利用できるのは非常に強い。
スマホからサクサク動くので、レッスン前の予習復習がこれでできる。レアジョブや他のオンライン英会話学校は教材こそ多く、優れている点もあるかもしれないが、大抵PDFでの提供だ。
正直、電車内という限られたスペースでPDFを開いてスマホを横にしてスクロールしながら英文を読む気にならない。そもそも両手が使えない。
一方DMM英会話の i knowはどうか?
親指ひとつでできる。
この「親指ひとつ」でスマホをどのように快適に動かすのか?はサービスを長く使ってもらうためのキモ。このらユーザビリティに特化しない企業は淘汰される。
コンテンツもPDFではなく、問いから選択して答えていく形式なので1問1答楽しんで進める。このポイントはでかい。
肝心のオンライン英会話は?
講師の当たり外れは同等。
であればフィリピン比率が高いレアジョブより、世界中で話せるDMM英会話を選ぶ。
そもそも、ネイティブプランなど存在するが、僕には必要ない。ビジネスで使うのは英語を第二言語として使う人が多い。だからあえてそう言った人たちと話をして色々な人のクセに慣れておいた方がいいと思っている。
加えて、自己紹介をしていても楽しい。世界中の文化を知ることができ、知らなかった国にも興味が湧く。この英語以外の興味が加わることは非常にポジティブで良い傾向。英語を学ぶには目的と動機が必要だからだ。
それから会話用アプリは差別化なしのスカイプ。チャット機能をふんだんに使ってくれる講師に当たればもうけものだが、授業前に、「Please do not hesitate to tell the classes strictly.」と授業を厳しめにお願いね!と言っておけば十分だ。
教材は?
イチオシはデイリーニュース
レベル別にニュース記事がある。選びやすく楽しい。
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レベルがわかるアイコン表示
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ここでもスマホに特化している。
翻訳のオンオフがワンタッチ
ボキャブラリーの横にはスピーカーアイコン。発音が瞬間的に確認できる。
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レベルが下の方であれば和訳付き。これは嬉しい。
とてもテキストが見やすく、電車内で勉強して、自宅に着いたらそのままレッスンに没頭できる。
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予習のために机に向かうのはナンセンス。
いかに隙間時間で勉強をこなして本番に没頭するのか?
僕にとって電車内予習は個人鍛錬
自宅でのオンライン英会話は「試合」と定義している。
英語はこの両輪で回してインプットとアウトプットを繰り返さなければならない。そのルーチンがDMM英会話にはある。
さいごに
結果的に今回DMM英会話を申し込むことにした。
オンライン英会話の体験を1ヶ月間受けまくったが、やはりランキング上位のスクールを最後に残しておいて良かった。十分良し悪しが吟味できた。
ぜひ、皆さんも目的を明確にするため数多くのオンライン英会話体験を受けることをお勧めします。
では、また
こなのもある。お金があれば選択してみたい。
【レアジョブ本気塾】
Posted from するぷろ for iOS.